15メタニウムDCのメンテナンス修理

15メタニウムDCメンテナンス

21メタニウムDCが発売されないことが確定しましたので、迷っていた方は心置きなくメンテナンスにだせますね.修理の依頼方法、おおよそのコストを紹介します.

メーカ修理に依頼する方法

1)近所の釣具屋さんに依頼する

実はNetで購入したのでお店に頼みにくいな~、私も昔はそう思って修理依頼を躊躇することがよくありました.まあ、近所に品ぞろえが多くて安いショップがあって、店員さんの愛想も良くて気兼ねなく話せるなんて人はいいかと思います.しかし、私のようにショップの店員さんと話すのも苦手な人も多いのではないでしょうか.そうなると、リールやロッドの大物はNetで購入するという消費行動をとってしまうんですよね.

しかし、安心して下さい.今やNetショッピングが当たり前の時代、修理で持ち込んだ際『うちで購入しましたか』なんて聞いてくるヤボなショップは少なくなっています.むしろ、アフターケアのタイミングが顧客満足に繋がり、その後の売り上げに貢献することが分っているので親切丁寧に対応してくれるショップが多いです.

ショップで依頼するときの流れと注意事項

・当たり前ですが、現物をショップに持ち込みます.箱などは必要なく、そのままの状態で持ち込みます.輸送用の梱包がありますので大事に運んでくれます.

・受付のシートがあるのですが、基本は定員さんが記入してくれます.こちら側で記載するのは名前と連絡先くらいです.

・修理代金の上限を設定します.上限以内であればそのまま修理されて戻ってきます.もしくは見積もりが上がってきたタイミングでときかく連絡がほしいなどの注文は可能です.上限の金額を越えた場合はショップから必ず連絡が入ります.予算オーバーの際は使用年数や思い入れで判断するしかないですね.

・キャンセルは一律500円.修理見積が思った以上に高かった場合はキャンセル可能です.ショップにお願いすると輸送料金が無料になる感じです.

・期間:だいたい手元に戻ってくるのが1.5ヶ月くらいです.シーズンインから逆算して依頼しないと悲しい思いをします.

2)シマノダイレクト修理

近くにショップがない場合は『シマノダイレクト修理』というのがあります.名前のごとくメーカと直接やりとりをします.基本的にはショップと同じなのですが、違うのは修理代金以外に追加手数料(リール2,000円・ロッド3,500円税込)がかかるということです.

15メタニウムDC ゴリ感があったときのメンテナンス費用

受け側のベアリングを代えたりして、多少の『ゴリ感』は解消したのだが・・・
やはり、他のリール、アンタレスやカルコン、nonDCメタニウムと比べるとあきらかにおかしい
仕方がないので、思い切って入院(シマノのメンテナンス)させることにしました.

願望:修理費用が1万円以内であしますように!
と願っていたのですが、、、

15メタニウムDC修理

工賃:2,600円
部品代:7,650円

合計¥10,250(税抜き)でした

15メタニウムDC修理

交換した部品は
・ドライブギア 3,600円
・ピニオンギア 1,550円
・ベアリング 1,250円
・ベアリング 1,250円

でした.マイクロモジュールギアのメインギアが3600円+1550円と考えるとそんなに高くないイメージですね.ただ、純正ベアリングは高い印象です.

5年間 春のバス釣りのメインリール

まあ、2015年から琵琶湖のバス釣りのメインリールとして活躍してくらたメタニウムDC.
剛性の問題なのか、いや私の腕が悪いせいで、初期のころにクラッチの切り方がおかしかったのか?キャスティング時に『ギギギっ』ってへんな異音をさせてしまうような使い方をしていました.

15メタニウムDC修理

いやいや、おんまお疲れ様でした

15メタニウムDC修理
ベアリングとかがへたるのは当たり前ですよね

メタニウムDCのピニオンギアとドライブギア

15メタニウムDC修理

12アンタレスあたりから採用がはじまった『マイクロモジュールギア』、確かにすごいギアなんんです.しかし、もしかしたら、アンタレスやカルカッタより剛性の低いリールに採用すると・・・

15メタニウムDC修理

交換された部品のドライブギア(3600円)

15メタニウムDC修理

汚れなのか?傷なのか?かけているのか?

15メタニウムDC修理

怪しいといえば、あやしい状況

15メタニウムDC修理

ピニオンギアは大丈夫のような気がします

15メタニウムDC修理

いいんですよ
確かに、ピニオンギアとドライブギア、ベアリング2個交換されて戻ってきたら
巻き心地感が劇的に良くなっていました.何の文句もありません!

15メタニウムDCの欠点

もしかしたらですが、アンタレスやコンクエストより剛性性能が低いリールにマイクロモジュールギアを採用すると摩耗が激しいとかあるのかもしれません.

いやいや、シマノの3万円以上のリールでメインギアの破損ってこれがはじめてなんす.

金属系のしっかりしたボディー以外は、もしかしたら『マイクロモジュールギア』は採用したらあかんのかもしれませんね.そんな気がしてきました.

アンタレスからメタニウムにかえた理由

負け惜しみではないです:極寒の春の琵琶湖でリールが冷たい、関西弁でいうと『ひゃっこい』と辛いんですわ.お金の問題もりますが、DCで飛距離さえでれば、金属よりci4などの樹脂系のリールのほうが体に優しく、集中できて、結果的に釣果がUPするんです.・・・のはずです.

21メタニウムDC

ところで、15メタニウムDCってすごいと思いませんか?
2015年に発売されてから、まだモデルチェンジしてないんですよね.フラッグシップのアンタレスはちょいちょいマイナーチェンジしてるんですが、2番手のメタニウムDCはじっとしてるんですよね.
おそらく2021年には20メタニウムをベースにしたメタニウムDC21が発売されることが予想されるのですが、次のモデルもええとこ突いてくると思うんですよね.
20ツインパワーのような、フラッグシップモデルを少し脅かすようなモデルがでるといいですね.

※21メタニウムDCは発売されず、来年かと思っていた21アンタレスDCが発売されることになりました.定価77,000円.そろそろ買い替え時期にきているのですが22メタニウムDCを待つしかないかな.