河口湖バス釣りポイント

平成19年5月よりワーム禁止になり、初心者向けから一気に中級者向け以上のフィールドになりました.とは言え、都心からのアクセスも良く、駐車場やトイレも整備されているので、はじめてのバスを1匹を釣るには外せないフィールド.放流(放流情報)があるとはいえ、ワームでのセコ釣りができないので難易度が低いわけではない.近年は放流する個体も大きくなったこともあり、ブラックバスのアベレージサイズが大きくなっています.有料の釣り券が必要だったり、河口湖特有のローカルルールがあります.

河口湖ポイントMap

河口湖バス釣りポイント

①ロイヤルワンド:★★

ロイヤルワンド
高速を降りて河口湖に向かうと、湖が見え、駐車場もあるので立ち止まってしまう.焦るバサーは湖を見た瞬間、タックルを準備し、ルアーを投げたくなる.グループやカップルでの釣りであればいいが、夜明けと共にとに入れない場合は様子を見たほうがいいだろう.ハイシーズンになると3mおきに人が並んでロッドを振るようなポイント.まさに管理釣り場状態であるが、叩かれまくっている分、プレッシャーも高く難易度は高い.ボートも行き場がないのか、陸っぱりバサーをジャマするようなポジションまで近づいてくる始末.(陸釣りがやりがちなボートポジション・・・)ここで魚を釣るためにはとにかく他人よりゆっくり巻けるルアーを選択しよう.

②河口湖大橋南 架橋下: ★ ★

河口湖大橋南 架橋下
ロイヤルワンドから大池公園を軽くチェック.特に少し荒れ気味の日は、この琵琶湖大架橋下は重要ポイント.やはり、回遊系の一時休憩場所になるので、魚が動いてる時間帯、一度は自分のルアーを通しておきたい.村田基さんが、昔よく言ってましたね、風が吹いたらスピナーベイト・・・巻くだけでリアクションバイトを誘発できる可能性の高いのでスピナーベイトがお勧めです.頻繁にやってはいけませんが、一瞬、親指でスプールを停止させる程度の”ストップ”が有効な場合があります.

③国友ボート前:★

国友ボート前
かなりの確率で40cm級のブラックバスが浮いているのが見えます.高級な偏光グラスを所有しているアングラーほど釘付けになってしまうポイント.手を変え、品を変えいろんなルアーで攻めてもまあ口を使いまえん.ここで見える見えバスは朝一、もしくは夕まづめ以外はスルーしたほうがいいだおろう.ただ、生き餌には反応します・・・子供と釣りならエサで釣るのもいいのかも?

④白須ワンド:★★

白須ワンド
春先、秋口の気温が下がってきたころに実績が高くなる傾向があり.ここから北に向かい、ウィーデングでランガンがお勧め.減水時はかなりの攻めごたえのあるポイントとなっている.沈み岩がいくつかあるので、魚を釣るより、初回は岩の位置を見つけることが重要です.

⑤丸栄ワンド:★

丸栄ワンド
ブッシュエリアなのでアプローチできるポイントが少ないが、入れれば粘る価値あり.かなり奥まったワンドなので荒れた日の後などは狙い目となっている.

⑥大岩ワンド、ボート前:★★★


大岩ワンド、ボート前
スロープがあり、ここが狙い目に見えるがみんなもそう思ってるので打ちまくられている.ただ、打たないわけにいかないので、自分のルアー(セオリー通りではなく、直観的なルアー)を数回通しておくくらいでいいだろう.スロープより西側は岸から急激に深くなっているところがある.(減水してないとき)バスが高確率で着いているので素早くチェック.あまりお勧めはしませんが、、、どうしてもボウズを避けたい人はここでポークを使って1匹Getかな.

⑦さかなやワンド:★

さかなやワンド
超岩礁帯&ウィードエリアということで、ブラックバスをストックする条件は整っている.確かに、魚はいるのだが、根係も非常に多い.サスペンドかフローティングハードルアーで底スレスレを攻めるリスキーな釣りが必要となる.

⑧(妙本寺)寺下ワンド:★★

(妙本寺)寺下ワンド
ワンドの両脇の岬は張り出しがあるのでウェーディングすると沖まで立ち込めるただし、小海公園はジャンプ台があるため、ボートが走りだすと釣りにならない.シャローに上がってくる良型のバスを朝1で狙いたい.

⑨長浜/西湖水路:★★★

長浜/西湖水路
言わずとしれた、河口湖バス釣り第1級ポイント.まずは西湖の放水があるかチェックをし、春先の放水は悪影響(雪解け水で冷たい)と言われている.逆に夏場の放水は水温が下がるため昼間も活性が高い状態が保たれる可能性が高い.春、秋も放水あれていれば水が動くので活性は高まる.昼間の釣れない時間帯も集中して本気でやるならこのポイントがいいだろう.

⑩八杭ワンド:★★★★

八杭ワンド
西湖の放水の影響なのか?良質なウィードがあり、個人的には一番のお気に入りのバス釣りポイント.河口湖へのは入り口からかちょうど反対のせいか?釣り人も少なめで、比較的ゆったり釣りができる.日の出と同時に、朝1で入ればまず釣れない日はないくらい魚影も濃い.個人的なプランは事前に釣り券を準備しておき、明け方前に駐車場で釣りの準備.明け方、河口湖の朝1はここからスタートし、2,3匹釣ってから余裕ももってポイント移動することが多い.ウィードが厚くなる時期はルアーの引けるポイント、ラインを探すことが重要になる.

⑪旧キャンプパラダイス下:★★★★★

⑪旧キャンプパラダイス下
駐車スペースがなくなり.これまで以上に宿泊以外の人はほとんど入ってこないポイントとなった.よって、魚がスレていないのだろうか、タイミングがよければ投げて巻くだけで釣れる.どうしても1匹が釣れないアングラーは自分の足を使って1匹をGetするというのはどうだろうか.

⑫トンネルを超え、旧キャンプパラダイス過ぎたところ:★★★★★

トンネルを超え、旧キャンプパラダイス過ぎたところ
このポイントも朝1に入ればほぼ100%釣れる.しかも、河口湖にしてはは珍しく昔から大型が貯まっているという特徴がある.よって、このポイントの朝1だけ河口湖仕様のラインシステム、タックルだと危険.また、5,6m先から急激なブレイクになっていて、そのかけ上がりにバスはストックされている.回遊ルートにもなっているので、スレッシュな魚が入ってくる.水深があるので、表層、中層、底と、シーズンやその日のコンディションに合わせた釣りができる.しかも、人がほとんどいないので1日中コンスタントに釣れるという河口湖のパラダイスポイントと言っていいだろう.良い日に当たれば30匹/1日程度可能.基本は砂地なのでスプーンを使って狙いたい水深を引くといいです.※逆にスプーンは根掛かりしやすいのでウィードのポイントを避けて通したほうがいい.必ず魚はいるので超スローリトリーブできる軽いルアーで時間をかけてサーチするといい.東側は溶岩帯になっていて釣れそうだが釣れない.

桑崎ワンド:★★☆☆☆

桑崎ワンド
減水によって釣りができやすくなったポイント.河口湖の西は水深が深く、東は浅くなっています.もちろん、居着きの動かないブラックバスもいますが、通常はベイトや過ごしやすさを求めて魚は移動します.水深は水温など、魚の過ごしやすさの重要なキーポイントになり、この要素が切り替わりの魚が動くタイミングが桑崎ワンド、桑崎岬の狙い目となります.普段は人気がないですが、条件がマッチすれば爆釣するポイントでもあります

⑬大石公園:★★★★

大石公園
河口湖はどこも人が多いですが、超有名で人がたくらんいるポイントの中で一番マシなのが、ここ大石公園.流れ込み、石、ウィード、起伏・・・同じ横並びで釣りをするにしても、自分の目の前だけ何かしら、少ない変化でもあるというのがマシな理由です.何かしらの変化があれば、何か工夫できる可能性があるからです.隣の人は釣れないが、自分だけ釣れるあんてことを起こしやすいのが、ここ大石公園前です.
ウェーディングをお勧めしているのですが、便利な時代になりましたね、、、、おおらく撮影者は意識していないかと思いますが、ドローンで水の中のシャローエリアを撮影してくれている人がいました.水中の中で岬になっているので先端に立ちこみことができれば、立ち位置から240度の周りを攻めることができます.最近の河口湖のバスは大型化していますので、ニジマス用のランディングネットがあると便利です.普段のウェーディングで超大型の場合は少しづつ自分も岸に移動し、魚ごと岸にずり上げればいいのですが、ここはアシの裏側なので岸に上げられません.また、仮に減水して岸に魚を上げたとたん、ポイントは奪われます・・・春、秋の爆釣するタイミングで入る場合は事前のトイレと水分の準備をしっかりし、1,2時間立ち込める体制を整えておきたいですね.

⑭所沢センター前:★

所沢センター前
ウェーディングしながらランガンがお勧めです.狙いどころがないのでランガンしないと雰囲気に飲まれてしまいます.とにかく目標物もなく、広く探るしかないので(ボートに気を付けながら)ヘビーキャロナイラなどで遠投して広範囲を攻めるしかないだろう.

⑮ハワイ前:★★

ハワイ前
河口湖のスポーニング時期はとにかく”ハワイ前”といわれるくらい大型がでる有名なポイント.ですが・・・みんなほんまに釣ったことあるんかな?(恥ずかしながら私はないんです・・・)想像するに、夜釣りがまだ許された時代や、バス釣りがまだマイナーな時代の話のような気がしてなりません.二本の流れ込みの川があり、それぞれの河口付近は砂地の浅瀬になっており、確かにスポーニングに最適なエリアとなっています.とにかく、おかっぱりではウェーダー必須の場所となっています.スポーニングの時期は食わせではなく、威嚇や反射の釣りが必要となります.=河口湖などで普段は食わせ中心の釣りをしているアングラーの苦手な領域なのかもしれませんね.いずれにしても期間は短いので時期になったら毎週のように通って宝くじを当てる感覚で釣るしかないですかね.