ヘビーキャロライナリグ(通称:ヘビキャロ)
頼りすぎると楽しくなくなるリグなのですが、おかっぱりで大型サイズを狙おうとすると、どうしても必要になる”ヘビーキャロライナリグ”管理人的には苦手で、どちらか言うと嫌いなリグなのですが、『釣りにくい昨今』避けては通れないということで初心者バサー向けに紹介します.
ヘビキャロが有効なパターン
ショートレンジの釣りが成立しない=全てがヘビキャロが有効なパターンになります.
ヘビキャロを使う前に
使い込むと自然に理解することなのですが、ビギナーが中級に飛び級するために、2つの基本イメージを頭に入れておくと上達が早くなります.1つ目、シンカーは魚探の役目があるということです.2つ目にシンカーから先の魚のアタリ、感触があるのですが、特にビギナーの頃に意識するのは前者のシンカーの感覚が大事になります.ヘビキャロのシンカーから得れる情報は ①水深②湖流、ここから着底後の③地形の情報④湖底の少なくとも4つの情報を得ることかできます.
①水深:ヘビーウェイトのシンカーが故、おおよその水深が分かります 湖底までの秒数
②湖流:水深があるフィールドだと流れを感じることができます
③シンカーをズル引くことでブレイクライン、フラットなど地形の高低を感じることができます
④砂地、ヘドロ、ハードボトム、ウィード、岩礁帯・・・湖底の状況、変化のポイントを感じることができます
情報の95%以上はシンカーから得らる情報で、最後の魚のアタリは5%未満の情報というイメージになります.
釣れる理由
タックル、ラインはヘビーですが、実際は、ノーシンカーリグということです.もちろん、完全ノーシンカーリグではないですが、シンカーより先はノーシンカーリグになっているんです.50m先でノーシンカーリグの釣りをしている、そんなイメージの釣りになります.
ヘビキャロのシステム
ヘビキャロシステムはいろいろありますが、ビギナー向けのお勧めは、可動式ヘビキャロシステム.究極ではなく、ビギナー向けの最適システムを紹介します.
ヘビキャロの基本は3点式ですが、ビギナーには可動式を推奨します.可動式にすることで、よりノーシンカーリグの感覚に近づきます.
ヘビキャロのタックル
ロッド:MH以上
リール:投げるラインを100m以上巻ける
ライン:10lb以上くらい
リーダー8lb以上くらい
タックルの基本は狙う魚を獲れるシステム.ロクマル以上を捕獲したければそれなりのシステムになります.タックルの強度は後悔しないレベルの自己判断になります.
ヘビキャロの使い方
先にも言ったように、ヘビキャロのシンカーは魚探の役目になります.遠投できるため、広範囲を水深や底の状況をいち早く察知することができ、障害物やウィードスポットなども把握しやすいため、周辺にいる可能性のあるバスの口を使わせやすいというリグになります.
リトリーブの基本は(ゆっくりめの)ズル引き&ポーズになります.またはノーシンカーリグ的な要素を利用し、大き目にしゃくって、ワームのフリーフォールのアクションを演出します.
ヘビキャロの結論
ショートレンジのインスピレーション系の釣りではなく、ヘビキャロはロングレンジの情報収集型の釣りになります.比較的、法則性を求める紳士系の釣り人が得意とする釣りと推測しています.私はどちらかいうとインスピレーション系なので、偶然や回遊を信じて釣りをするほうなので、、、=ヘビキャロが苦手なんんです.
参考動画
おっちゃんの超苦手なヘビキャロですが、がんばって釣ってみました.
コメント